11.「にする」と「ずつ変える」はここが違う!

「にする」 「ずつ変える」
x,y座標を〇にする x,y座標を〇ずつ変える
大きさを〇%にする 大きさを〇ずつ変える
〇の効果を〇にする 〇の効果を〇ずつ変える
音量を〇%にする 音量を〇ずつ変える
変数〇を〇にする 変数〇を〇ずつ変える
コスチュームを〇にする 次のコスチュームにする
背景を〇にする 次の背景にする
〇度に向ける 〇度回す

「にする」と「ずつ変える」も、お互いに間違えやすいブロックです。「にする」は現在の値を置き換えるブロック、「ずつ変える」は現在の値を加算(減算)するブロックです。「にする」は現在の値に関係しない、「ずつ変える」は現在の値を元にすることから、「にする」を絶対ブロック、「ずつ変える」を相対ブロックと呼んでいます。

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19.コスチュームは右向きに配置しよう!

Scratchの既存スプライトで横向きのコスチュームのほとんどは右を向いています。それはなぜでしょう?
したがって、コスチュームが左向きに配置されていると、右向きに動かしたときに後ろ向きに動くことになって、動く方向とスプライトが向いている方向が反対になってしまうので不都合が発生します。
Scratchの向きは、コスチュームに描かれている状態(見た目)が90度(右向き)であるとして計算されるからです。
コスチュームを自作した場合など、コスチュームの見た目は右向きに進む方向にしておきましょう。

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20.自分でつくったコスチュームは中心点へ配置しよう!

ステージ上のスプライトの位置(x,y)は、ペイントエディターのペイントエリアの中心点であることは前述したとおりです。(『2.ステージ上の位置は座標で決まる』参照)
したがって、コスチュームを自作した場合も、コスチュームの中心点とペイントエリアの中心点がずれているとスプライトの動きをプログラミングするのに不都合が発生しますので、必ず一致させないといけません。
コスチュームの中心点をペイントエリアの中心点に近づけるとピタッと合わさり、一致させることができます。

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