18.『〇まで繰り返す』は条件分岐と繰り返しの合成ブロック

『〇まで繰り返す』は、条件付き繰り返しブロックです。したがってこのブロックは『ずっと』と『もし〇なら』のブロックに置き換えることができます。

どちらのブロックで作ってもかまいませんが、Scratch講座の指導の順番としては『ずっと』+『もし〇なら』で始めて、徐々に『〇まで繰り返す』に変えていくのが一般的なようです。

【メモ】これらの2つのブロックは、どちらが優れているといったものではありません。むしろ、プログラムを作る人によって、どちらが得意で、どちらが不得意といった傾向になると思われます。それはブロックを置いていくときの思考プロセスに関係しています。スプライトの動きを想定しながら一つひとつのブロックを積み重ねていくタイプに人は、『ずっと』+『もし〇なら』を得意とし、ある程度のかたまりでブロックを頭の中で組み立てたのちにブロックを置いていく人は、『〇まで繰り返す』を得意としているように思われます。

【注意】『ずっと』+『もし〇なら』を使う場合は、『ずっと』が無条件繰り返しのために、処理し続けることになりがちであるので、処理を止めることも考慮する必要があります。(『このスクリプトを止める』を使うのが有効的)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です